埼玉新聞

 

<東京五輪>劇的勝利のバスケ女子・宮崎早織選手に母校・与野東中学校がエール「決勝を目指して頑張って」

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 東京五輪のバスケットボール女子の日本代表は4日、劇的な1点差勝利でベルギーを破り、初の4強進出を果たした。6日の準決勝でフランスと対戦し、勝てば銀メダル以上が確定する。さいたま市立与野東中学校卒業の宮崎早織選手(25)は、初の五輪出場でチームに貢献。同校では、宮崎選手の五輪出場決定を機にPTAが横断幕を製作し、開幕前の7月16日に設置してエールを送っている。

 宮崎選手は川越市出身。小学生時代からバスケを始めて、与野東中のバスケ部で活躍し、強豪の愛媛・聖カタリナ学園高校に進学。ポジジョンはガードで、現在はENEOSでプレーしている。

 与野東中はバスケ会場のさいたまスーパーアリーナに近く、2、3年生ら約550人が試合を観戦する予定だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、市教育委員会が「学校連携観戦チケット」をキャンセルし、無観客開催も決まったため、生徒の観戦は実現しなかった。

 金子要一校長(58)は「本来であれば選手を応援して、プレーをじかに見て迫力に触れられる良い機会だったのに残念」としながら、日本の4強進出について、「卒業生ということで、とても光栄なこと。決勝を目指して頑張ってほしい」と話している。

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