埼玉新聞

 

夜の「てっぱく」楽しむ 鉄道博物館を営業終了後に2時間無料開放 お笑い芸人の漫才や大宮アルディージャのマスコットも登場 大宮の魅力ある風景の紹介展示も

  • 転車台ステージで会場を盛り上げる大宮セブンの「タモンズ」=27日夜、さいたま市大宮区の鉄道博物館

    転車台ステージで会場を盛り上げる大宮セブンの「タモンズ」=27日夜、さいたま市大宮区の鉄道博物館

  • 転車台ステージで会場を盛り上げる大宮セブンの「タモンズ」=27日夜、さいたま市大宮区の鉄道博物館

 鉄道とともに歩んできた大宮の歴史に加え、市民からの応募をもとに決まった「大宮二十景」などの地域資源に触れることができる「鉄道のまち『大宮』ナイトミュージアムinてっぱく」が27日夜、さいたま市大宮区の鉄道博物館で開催され、抽選で選ばれた区内在住、在学、在勤の約1500人が訪れた。

 イベントを主催した大宮区コミュニティ課によると、鉄道博物館のナイトミュージアムとして、通常営業(午前10時~午後5時)後の館内を同5時半から2時間無料開放。模型鉄道ジオラマ室での内容説明など通常の催しのほか、転車台前のステージでは、さいたま観光大使を務める大宮セブンの「タモンズ」がトークや漫才で盛り上げ、Jリーグ大宮アルディージャのマスコット「アルディ」と「ミーヤ」はダンスを披露した。

 本館3階新幹線ラウンジでは、大宮区の魅力ある風景の中から「大宮二十景」として2006年12月に選定された大宮公園や氷川神社、参道など20カ所が紹介展示されている。展示は来月14日まで。

 栃木県宇都宮市から昨年12月末に大宮区に引っ越してきたという会社員中村哲也さん(44)は妻と娘3人の家族5人で初めて来館。「すぐ近くなので、来てみたいと思っていた。昔の電車があって懐かしいし、面白い。子どもたちも興味深そうに見て回っていた」とご満悦の様子だった。

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