埼玉新聞

 

蕨の夏彩る「七夕飾り」 きょうまで「機まつり」 駅前通りに飾りやステージ、「わらびりんごサイダー」の販売も

  • 七夕飾りで彩られた西口駅前通り=2日午後、蕨市中央

    七夕飾りで彩られた西口駅前通り=2日午後、蕨市中央

  • 七夕飾りで彩られた西口駅前通り=2日午後、蕨市中央

 蕨の夏を彩る「機(はた)まつり」が2日から、蕨市中央の西口駅前通りで始まった。4日まで、箱飾りや七夕竹飾りなどが行われる。

 機まつりは、機織りの生産地として知られた蕨の歴史や文化を伝え、地域の産業振興を願って1951(昭和26)年に始まった七夕まつりで、今年で72回目。同市塚越の塚越稲荷神社の末社には、蕨で機織りを始めた高橋新五郎が「機神様」として祭られており、7日には同社で式典が行われる。

 西口駅前通りには地元商店街による七夕飾りが展示されるほか、ステージ演奏などを実施。蕨ブランド認定品や、「双子織」関連商品、ラベルに同市が舞台の漫画・アニメ作品「さよなら私のクラマー」の登場キャラクターがデザインされた「わらびりんごサイダー」(1本200ミリリットル入り税込み250円)の販売、群馬県片品村の農産物直売なども行われる。

 市観光協会担当者は「地元がつないできた蕨の一大イベント。多くの皆さまに楽しんでいただきたい」と呼びかけている。時間は4日までの午後1時~同9時まで。

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