高校生チームがテーマに沿った漫画を描いて競う第３３回全国高等学校漫画選手権大会（まんが甲子園）の本選が３日と４日、高知市で行われ、富山県の高岡龍谷高が最優秀賞に選ばれた。２位は高知県の土佐高、３位は鳥取県の米子高だった。

　会場には予選に応募した２００校のうち、勝ち抜いた国内外の３３校が集結。生徒らは学校ごとに３～５人のチームを組み、１日目が「バディ」、２日目が「白」と発表されたテーマに合わせ作品制作に取り組んだ。

　高岡龍谷高の戦隊ヒーローを題材にした２日目の作品が全体のトップに輝いた。１人の隊員が着た白いコスチュームが、週が進むにつれて洗濯によって色移りしていく様子をコミカルに描いた。