埼玉新聞

 

冷えた議場で勉強いかが? 学生の自主学習に役立ててもらおうと閉会中の議場を開放 有効活用策として試行的に実施 9日まで、埼玉・嵐山

  • 9日まで町内の生徒、学生の自主学習スペースとして開放される嵐山町議会の議場=嵐山町役場

    9日まで町内の生徒、学生の自主学習スペースとして開放される嵐山町議会の議場=嵐山町役場

  • 9日まで町内の生徒、学生の自主学習スペースとして開放される嵐山町議会の議場=嵐山町役場

 連日の炎暑が続く中、嵐山町議会は8月1日から夏休み中の中学生以上の生徒、学生の自主学習に役立ててもらおうと、役場2階の閉会中の議場を開放する。議会事務局では「冷えた議場で、勉強してみませんか」とPRしている。

 「町民に親しまれる開かれた議会を目指し、議会をより身近に感じてもらおう」と3月定例議会の傍聴者にアンケートを実施した。その中で、閉会時の「議場の有効活用を考えてほしい」との意見が寄せられた。その後、議会運営委員会で検討、夏休み中の生徒・学生に自主学習スペースとして、試行的に開放することになった。

 期間は1~9日(土・日曜日除く)の午前9時~午後4時半。対象は町内在住の生徒、学生。定員20人(議員席11席、執行者席9席)で、予約はできず先着順。利用者は議場入場前に議会事務局で受け付けをする必要がある。

 実施後、利用者のアンケート調査を行い、期間の拡大や利用方法を検討し、今後の対応を決めたいとしている。

 問い合わせは、嵐山町議会事務局(電話0493・62・4587)へ。

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