<新型コロナ>クラスター2校、部活で拡大 埼玉1634人感染…BBQ客、ワクチン接種した40人以上も
埼玉県などは17日、新たに1634人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が1168人、さいたま市307人、川口市47人、川越市33人、越谷市79人。
これまでに確認された感染者は7万9376人(チャーター便帰国者含む)、死者は864人(17日午後6時現在)。
17日午後9時時点の重症者は125人、感染者の入院は1188人、宿泊療養627人、自宅療養1万5354人。退院・療養終了は5万6540人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女854人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の学校で同じ部活に所属する女子学生2人が感染し、計12人になった。県内の食品加工会社では4人が感染した。県内の学校で同じ部活に所属する男子学生4人が感染し、計6人になった。会食では12人、バーベキューでは2人が感染したとみられている。32人はワクチンを2回接種済みだった。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の307人。13日発表の1人を取り下げた。重症1人、中等症は9人。ワクチンを2回接種して感染したのは10人だった。クラスター関連では、大宮双愛病院で、70代男性の陽性が新たに判明し、感染者数は計22人。男性は陽性患者と同室で、今月7日に退院後の14日に発症した。中等症で入院予定としている。陸上自衛隊大宮駐屯地で隊員1人の感染が判明し、感染者数は計49人となった。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女47人。市上下水道局の50代男性職員の陽性が判明した。川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女33人。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学~70代の男女79人。市市民活動支援課の女性職員、消防署蒲生分署の30代男性職員が新たに感染した。男性職員は救急業務に携わっており、濃厚接触者とされた職員2人はPCR検査待ちで自宅待機している。