川口署に電話をかけ暴言を吐くなど、業務を妨げたとして、同署は6日、偽計業務妨害の疑いで、川口市西川口2丁目、無職の男（69）を逮捕した。

　逮捕容疑は6月9日～7月9日までの間、自身の携帯電話を使って1307回にわたって同署に電話をかけ、一方的に暴言を吐いたり、文句を執拗（しつよう）に繰り返し、同署の業務を妨害した疑い。「電話をかけすぎたと思います」と容疑を認めているという。

　同署によると、男から電話がかかってくるようになったのは数年前からで、6月9日に同署から口頭警告を行ったにもかかわらず、警告から1カ月間にわたってほぼ毎日電話をかけ「おまえ、ばかか」などの暴言を吐いた。電話時間は計23時間を超えたという。非通知設定ではなかったため、着信履歴などから男の犯行を特定した。