<新型コロナ>大宮でクラスターの病院と陸自で新たに 埼玉で2人死亡、1824人感染 2回接種でも感染
県などは20日、新型コロナウイルス感染者を新たに1824人確認したと発表した。前日の2170人に次ぐ過去2番目の多さで、18日連続の千人超え。死者は2人確認された。感染者の内訳は、県発表が1027人、さいたま市344人、川口市298人、川越市57人、越谷市98人。
川越市で過去の陽性者1人の取り下げがあり、累計感染者は8万4819人(チャーター便帰国者含む)、死者は868人(20日午後7時現在)となった。
19日午後9時時点の重症者は134人、感染者の入院は1253人、ホテル療養652人、自宅療養1万6238人。退院・療養終了は5万8230人。
県によると、前日午後分を含め県管轄で20日に詳細が判明したのは未就学児~90代の男女1324人。県立がんセンターは新たに患者1人の感染を発表し、計8人。別の医療機関では50~80代の入院患者6人が感染し計17人となった。また県内の障害者施設では10~30代の職員2人が感染し計18人に。県内の学校では10代の男女学生12人、同じく県内の大学では20代女性2人が感染し、それぞれ計17人、計6人となった。会食では10~60代の男女21人、またワクチン2回接種済みの20~90代男女39人が感染した。
さいたま市によると、80代女性と70代男性が死亡した。共にワクチン接種はしておらず、70代男性は心不全を患わっていた。市内の死者は113人。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女344人。40代男性は重症、11人は中等症。20代が最多101人、次いで30代71人だった。ワクチン2回接種済みは6人いた。クラスター(感染者集団)関連では、陸上自衛隊大宮駐屯地で新たに1人判明し計51人、大宮双愛病院で1人分かり計27人となった。
川口市によると、感染が確認されたのは10歳未満の未就学児から70代まで男女298人。また、保健部の50代女性、教育局の30代男性の市職員計2人の感染が分かった。
川越市によると、10歳未満~80代の男女57人の感染を確認した。19日発表分に1人重複者がおり、市は19日発表の感染者数を81人に訂正した。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学児~70代の男女98人。