埼玉新聞

 

埼玉の広い範囲で雷雨 ときがわで1時間に120ミリの猛烈な雨を観測 川越や鳩山などでは100ミリ さいたま市内でも激しい雷雨 サッカーJリーグの試合も開始1時間前に中止を決定

  • オーロラビジョンで試合の中止を知らせる=7日午後、埼玉スタジアム

    オーロラビジョンで試合の中止を知らせる=7日午後、埼玉スタジアム

  • オーロラビジョンで試合の中止を知らせる=7日午後、埼玉スタジアム

 県内は7日夕方、広い範囲で雷雨となった。熊谷地方気象台によると、レーダーによる解析で、1時間の間にときがわ町で約120ミリ、東松山市、鶴ケ島市、川越市、鳩山町、越生町、嵐山町、小川町で約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるという。

 上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、積乱雲が発達したため、激しい雷雨になった。同気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫に注意を呼びかけている。

■さいたま市内でも雷雨、サッカーの試合も中止に

 浦和レッズは7日、J1リーグ第25節の柏戦を荒天のため中止すると発表した。

 埼玉スタジアムがあるさいたま市緑区では、午後5時ごろから雷を伴う強い雨が続き、クラブはキックオフ時間の午後7時半前の同6時半に中止を決定した。

 同試合の日程変更、チケットの扱いについては決定次第クラブのホームページなどで発表する。

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