<新型コロナ>クラスターの大宮の病院では計32人に 埼玉で1875人感染 臨時休所する保育施設も
2021/08/22/00:00
埼玉県などは21日、新型コロナウイルス感染者を新たに1875人確認したと発表した。過去2番目の多さで、19日連続の千人超え。感染者の内訳は県発表が1142人、さいたま市395人、川口市198人、川越市54人、越谷市86人。
これまでに確認された感染者は8万6694人(チャーター便帰国者含む)、死者は868人(21日午後7時現在)となった。
20日午後9時時点の重症者は147人、感染者の入院は1277人、ホテル療養673人、自宅療養1万8015人。退院・療養終了は5万8381人。
県管轄分では、前日午後分を含め21日に詳細が判明したのは未就学児~90代の男女1173人。県内の障害者施設では30代の職員1人が感染し計19人に。県内の学校では運動系の部活に所属の10代の男女学生5人が感染し、計22人となった。このほか会食では10歳未満~70代の男女18人、ワクチン2回接種済みでは20~90代男女51人が感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女395人。このうち16人が中等症となっている。年代別では20代が116人で最多。クラスター(感染者集団)が発生している大宮双愛病院で新たに職員1人と患者4人の感染が判明し、計32人となった。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女198人。また、市内の民間保育施設2カ所で各1人の感染が確認されたため、当面臨時休所することを発表した。
川越市によると、新たに感染が判明したのは、未就学の男児2人を含めた保育園児から70代の男女計54人。このうち、4組10人が各親子の同居家族だった。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女86人。