<新型コロナ>ワクチン廃棄…注射器にそのままワクチンを入れてしまい希釈が困難に 以前も同様のミス
2021/08/23/00:00
加須市は22日、市内の新型コロナウイルスワクチン集団接種会場で、ファイザー製ワクチン1バイアル(6人分)を廃棄したと発表した。
市によると、同日午前9時ごろ、北川辺健康福祉センターで、ワクチンを生理食塩水で希釈せず、そのまま注射器に充填(じゅうてん)してしまい、正確な希釈が不可能となった。ワクチンは廃棄したが、近隣の医療機関から1バイアルを補充し、集団接種は予定通りに実施した。ワクチンの充填の手順や手技について、再度従事者に確認を徹底するよう指導したという。
市では5月にも、ワクチンの集団接種会場の加須保健センターで、希釈濃度が不明となったワクチン1バイアルを廃棄している。