埼玉新聞

 

<新型コロナ>夏休み延長など緊急要請「あまりにも危険」、さいたま市教組が市教委に 給食もリスク高く

  • 夏休み延長など市教委に要請書

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、さいたま市教職員組合(大沢博委員長)は23日、市教育委員会の細田真由美教育長宛てに、夏休みの延長などを求める緊急要請書を提出した。市立小中学校は26日に新学期を迎える予定で、同教組は「26日から通常通りの教育活動を行うことはあまりにも危険。子どもたちと教職員の命と健康を守るための緊急要請」としている。

 緊急要請では、夏休みを延長して感染抑止策の準備期間とし、分散登校など感染を拡大させない具体的な方法を各学校に指導することや、感染リスクの高い給食の在り方を特別に検討することを求めている。中学校の部活動や小学校の課外活動、展覧会などを当面の間は中止に。定期的なPCR検査や抗原検査の無償実施。希望する教職員のワクチン優先接種、職員室の机間にアクリル板設置なども要請している。

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