埼玉新聞

 

南海トラフ、避難所90超を開設 万一への備え本格化、お盆に影響

  •  家電量販店に設置された防災用品のコーナーを見る男性=9日午後1時5分、鹿児島県志布志市

     家電量販店に設置された防災用品のコーナーを見る男性=9日午後1時5分、鹿児島県志布志市

  •  家電量販店に設置された防災用品のコーナーを見る男性=9日午後1時5分、鹿児島県志布志市

 気象庁が初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表したことを踏まえ、愛知、和歌山、高知、鹿児島の4県19市町村が90カ所超の避難所を開設したことが9日、各自治体への取材で分かった。被害が想定される地域では万一への備えが本格化。東海道新幹線が減速運転し、和歌山県白浜町が海水浴場を閉鎖するなど、お盆の観光・帰省シーズンに影響が出た。一部の自治体が不要不急の旅行自粛を呼びかける混乱も起きた。

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