埼玉新聞

 

<新型コロナ>知事とさいたま市長、デパ地下の感染対策視察 大変な対策をしている「災害級の局面だ」

  • 店舗入り口で感染防止策の説明を受ける(右から)清水勇人さいたま市長、大野元裕知事=23日午後、さいたま市浦和区の伊勢丹浦和店

 大野元裕知事と清水勇人さいたま市長は23日、さいたま市浦和区の伊勢丹浦和店地下食料品売り場を訪れ、新型コロナウイルス感染対策の状況を視察した。

 県は県内への緊急事態宣言が9月12日まで延長されたことに伴い、県内大型商業施設に入場制限や、百貨店の地下食料品売り場で入場者整理を行うことを求めている。

 視察では店舗や売り場入り口の入場者数を確認する様子や、会計時に密にならないため、一方通行となった出入り口、足元に設けられた案内表示など同店の取り組みを確認。大野知事は「大変な感染症対策をしていただいていることを確認できた。行政として安心した」と話した。

 その後、JR浦和駅東口で呼び掛けも行われ、清水市長は「今は災害といっても過言ではない局面にある。ご協力を」と訴えた。

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