<新型コロナ>未就学児が中等症…埼玉1614人感染2人死亡 会食した12人、ワクチン接種者70人超も
埼玉県などは25日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに1614人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が961人、さいたま市354人、川口市152人、川越市64人、越谷市83人。
これまでに確認された感染者は9万2652人(チャーター便帰国者含む)、死者は877人(25日午後7時現在)。
24日午後9時時点の重症者は164人、感染者の入院は1274人、ホテル療養628人。
県によると、変異株感染者は16~22日の1週間で4557人。変異株PCR検査実施率は40・8%で、陽性率は93・5%(前週90・0%)だった。
県によると、70代男性1人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~100代の男女951人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の障害者福祉施設で新たに20、70代の男女2人が感染し、計38人になった。県内高齢者施設では70~90代男女の入所者26人が感染した。会食関連では20~40代の男女12人が感染したとみられる。20~100代男女62人がワクチン2回接種済みだった。
県議会事務局は諸井真英県議(52)=東第2区・羽生市選出=の感染を発表した。微熱はあるものの軽症で、自宅療養中だという。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女354人。重症1人、未就学児の男児を含め中等症13人。20~90代の16人がワクチン2回接種済み。クラスター関連では、大宮双愛病院で看護師1人の感染が判明し、感染者数は計41人となった。
川口市によると、10歳未満の未就学男児から80代まで、152人の感染を確認した。市保健部の50代の女性職員と、民間保育園の園児1人の感染が分かり、保育園は25日から当面休園する。
川越市によると、10歳未満~70代の男女64人の感染を確認した。
越谷市によると、入院していた80代男性が死亡した。新たに感染が判明したのは、10歳未満未就学~80代の男女83人。