埼玉新聞

 

落雷…エアコン6基が破壊され、熱中症の恐れ お盆明けに部品発注、工事時期も見通せず…大宮の美術館、8月末まで臨時休館に 扇風機で空調を試みるも、館内かなり高温に

  • ライトアップされた大宮盆栽美術館=2023年10月、さいたま市北区土呂町

    ライトアップされた大宮盆栽美術館=2023年10月、さいたま市北区土呂町

  • ライトアップされた大宮盆栽美術館=2023年10月、さいたま市北区土呂町

 さいたま市は9日、落雷の影響によるエアコンの故障で大宮盆栽美術館を8月末まで臨時休館すると発表した。

 同館によると、7日夜に近隣に落雷があった影響で館内にある6基のエアコンが壊れたという。いずれも室外機の基盤が故障したとみられる。部品の発注がお盆明けになり工事時期も見通せないことから、8月末までの休館を決めた。扇風機での対応も試みたが、館内はかなり高温になるため、熱中症など来館者の安全面を考慮したという。

 同館はホームページや交流サイト(SNS)で工事日程などスケジュールを告知し、できる限り早く再開したいとしている。
 

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