<新型コロナ>自宅療養の男性死亡、容体急変して…「本当に残念」 保健所の人員を大幅増、防ぐ体制構築急ぐ
2021/08/27/00:00
新型コロナウイルス感染で軽症とされ自宅療養していたさいたま市内の70代男性が容体急変で死亡した問題で、清水勇人市長は26日の定例会見で、「本当に残念な思いでいっぱい。二度と起こらないような体制をしっかり、つくっていく」と述べた。
自宅療養者が爆発的に増えている状況として、清水市長は「災害時という思いで全庁を挙げて体制を強化して、市民の健康と命を守るための体制を組んでいきたい」とした。また、県の「宿泊・自宅療養者支援センター」が当面の間、新規を受け入れないことから、市が軽症患者の健康観察に対応する。
清水市長は「保健所の人員を大幅に増やして、電話による健康観察を行って、不安を感じることなく療養期間を過ごせるように準備を進めている」と明らかにした。