埼玉新聞

 

女子高生2人を山手線車内で触る さいたま市、男性主査を停職処分 2人に指摘され降車、自ら職場に報告

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は27日、電車内で痴漢行為をしたとして、男性業務主査(51)を地方公務員法に基づき、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市人事課によると、男性主査は4月17日午前7時35~45分ごろ、JR山手線池袋―巣鴨間の電車内で、女子高校生2人の体を触った。2人に指摘され、駒込駅で降車。警察の任意同行に応じて、東京都迷惑行為防止条例違反の疑いで事情聴取され、事実を認めた。翌日、自ら職場に報告。2人の被害者と示談が成立し、6月3日に不起訴処分となった。

 男性主査は「被害者の方々に多大なご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳なく深く反省している」と話しているという。

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