<新型コロナ>受験生や妊婦らにワクチン予約優先 自宅療養者への支援物資、埼玉・富士見市が食料品も配送
2021/08/29/00:00
新型コロナウイルス感染症の陽性者が8月以降に急増していることを受けて、富士見市は27日、受験生や妊婦らのワクチン予約を優先的に受け付けるとともに、自宅療養している陽性者の相談窓口を開設したり、日用品に加えて新たに食料品を配送するなど自宅療養者への支援活動を拡充する、と発表した。
市内の受験生は中学3年生約900人と高校3年生約千人、妊婦は最大400人を想定。いずれも市ホームページやコールセンターで受け付けている。
自宅療養者に対しては、4月から申請者を対象にトイレットペーパーなど日用品を配布しているが、27日からは食料品も支援物資に加えた。また、健康増進センターに相談窓口を開設し、市の保健師が自宅療養者の健康面や生活面などの相談を受け付ける。
既に接種券を送付している12歳から39歳までの市民に対する予約受付は9月7日から開始する方針。
問い合わせは、市健康増進センター(電話049・252・3771)へ。