埼玉新聞

 

<新型コロナ>学習塾で計52人…新たなクラスター発生、保育施設でも 埼玉で1463人感染、2人が死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは29日、新型コロナウイルスに感染した2人の死亡と、新たに1463人の感染を確認したと発表した。日曜日としては前週1695人から232人減り、4日連続で前週同曜日を下回った。感染者の内訳は、県発表が883人、さいたま市245人、川口市216人、川越市55人、越谷市64人。

 さいたま市で26日発表分の陽性者1人について取り下げがあり、累計感染者は9万8951人(チャーター便帰国者含む)、死者は890人(29日午後7時現在)となった。

 28日午後9時時点の重症者は165人、感染者の入院は1310人、ホテル療養627人。

 県によると、80代の男性が死亡した。前日午後分を含め29日に詳細が判明した感染者は、未就学児~80代の男女1023人。県内の高齢者施設では新たに20~40代の職員男女2人の感染が確認され、計42人に上った。県内の医療機関では30代の入院患者が感染し計9人。会食では10歳未満~70代の男女21人が感染したとみられ、ワクチン2回接種済みでは20~80代の男女59人の感染が確認された。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~90代の男女245人。クラスター(感染者集団)関連では、同市南区の学習塾で新たにクラスターが発生し、職員7人と生徒45人の計52人の感染が判明。同市北区の認可保育施設でも新たにクラスターが発生し、職員2人と園児12人の計14人の感染が判明した。クラスターが発生していた西部総合病院では新たに職員1人と患者2人の感染が判明し、感染者数は計34人となった。

 川口市によると、80代の男性が26日に死亡後、陽性が判明した。新たに感染が判明したのは10歳未満~80代の男女216人。

 川越市によると、10歳未満~80代の男女55人の感染が確認された。

 越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満~70代の男女64人。

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