<新型コロナ>会食した9人も…埼玉1106人感染、累計10万人超に 保育園が休園 医療機関で26人が
埼玉県などは30日、新たに1106人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。累計感染者は10万人を超えた。5日連続で前週同一曜日を下回り、前週月曜日の23日より225人少なかった。新規感染者の内訳は県発表が789人、さいたま市88人、川口市120人、川越市25人、越谷市84人。
これまでに確認された感染者は10万57人(チャーター便帰国者含む)、死者は890人(30日午後6時現在)。
29日午後9時時点の重症者は155人、感染者の入院は1319人、宿泊療養629人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女831人。県内医療機関では40~70代の入院患者4人が感染し計26人となり、県内高齢者施設では新たにワクチン2回接種済みの入所者3人が感染した。会食では20~70代男女9人、ワクチン2回接種済みの20~80代男女39人も感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女88人。これまでに職員や園児6人の感染が分かっている保育園で、新たに男児1人が陽性となり、計7人となった。2家族計7人など、同居人による感染が19人だった。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女120人。ほかに市理財部や市長室、消防局南消防署の市職員3人の感染が分かった。市立保育園では園児2人が感染し当分の間、臨時休園する。
川越市によると、感染が判明したのは10~70代の男女25人。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女84人。
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県内の感染者の累計は「第5波」に入った7月20日の5万人から約40日で10万人に達した。感染者急増を受け、県内の「まん延防止等重点措置」は8月2日、3度目の緊急事態宣言となった。15日からの1週間の新規感染者数は計1万2026人。19日には1日当たり過去最多の2169人の新規感染者が確認された。
一方、新規感染者は5日連続で前週の同じ曜日を下回った。1人の陽性者から何人に感染が広がるかを示す実効再生産数は29日時点で、0・916。ここ数日間の感染動向はやや落ち着きを見せている。