埼玉新聞

 

JR高崎線でドア開かず 車掌がドア横のボタンを押して開閉する半自動に誤って設定 乗車客はドア横のボタンで開扉し全員乗車 降車できなかった利用客がいた可能性 通常は高崎から籠原間で半自動扱い設定に

  • 【ちなみ】JR高崎線・吹上―北鴻巣間(JR東日本高崎支社提供)=鉄道イメージ

    行田駅でドア自動で開かず

  • 【ちなみ】JR高崎線・吹上―北鴻巣間(JR東日本高崎支社提供)=鉄道イメージ

 14日午前10時15分ごろ、行田市壱里山町のJR高崎線行田駅で、高崎発熱海行き上り普通列車(10両編成)が行田駅到着の際、車掌がドアの設定を誤り、ドアをドア横のボタンを押して開閉させる半自動扱いに設定したため、行田駅停車中に自動でドアが開かなかった。

 JR東日本高崎支社によると、行田駅で乗車の利用者はドア横のボタンを押し、全員が乗車したことを確認しているが、降車できなかった利用者がいた可能性がある。高崎線での半自動扱いは通常、高崎―籠原間で設定しているという。同支社は「今後、同様の事象によりお客さまに不安を与えることのないよう乗務員に対して改めて指導を徹底していく」とコメントした。

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