<新型コロナ>ワクチン接種済みの女性ら死亡…埼玉1115人感染、死者累計900人に 保育園が休園
埼玉県などは2日、新型コロナウイルス感染者を新たに1115人確認したと発表した。県によると、50代と80代の女性2人が死亡した。50代女性はワクチン未接種で、80代女性は2回接種済みだった。新規感染者の内訳は、県発表が697人、さいたま市202人、川口市102人、川越市44人、越谷市70人。
これまでに確認された感染者は10万3370人(チャーター便帰国者含む)、死者は900人(2日午後7時現在)。
1日午後9時時点の重症者は165人、感染者の入院は1341人、ホテル療養632人、自宅療養8144人。退院・療養終了は8万7805人。
県管轄で詳細が判明した新規感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女725人。県内大学の運動部で学生3人が感染し計8人、県内医療機関で50~60代の入院患者4人が感染し計34人、県内高齢者施設で職員の40代男性1人が感染し計60人、県内学校で学生1人が感染し計9人となった。会食では20~70代男女5人、ワクチン2回接種済みの20~90代男女42人も感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~100歳以上の男女202人。市内高齢者施設の入所者で70~100歳以上の男女7人の陽性が確認された。職員3人、入所者4人の感染が判明しており、計14人となった。入所者11人のうち7人が中等症で、保健所が調査を進めている。入所者10人、職員1人がワクチン2回接種済みという。
川口市によると、感染が確認されたのは10歳未満の未就学児から80代までの男女102人。市役所保健部の20代男性職員と民間保育園児1人の陽性が判明。保育園は2日から当面休園する。
川越市によると、10~70代の男女44人の感染を確認。
越谷市によると、感染が判明したのは、未就学児を含む10歳未満~50代の男女70人。
富士見市議会は2日、同市議会議員1人の感染を発表した。先月31日、別の市議1人が陽性と確認されており、同市議の感染者は2人目。