埼玉新聞

 

「高い視点と深い理解」 早世の数学者の志、次世代へ

  •  「算数オリンピック」の表彰式で記念撮影する「長尾賞」受賞の西川哲史さん(最前列左)、大会会長のピーター・フランクルさん(最後列右)ら=18日、東京都内

     「算数オリンピック」の表彰式で記念撮影する「長尾賞」受賞の西川哲史さん(最前列左)、大会会長のピーター・フランクルさん(最後列右)ら=18日、東京都内

  •  「算数オリンピック」の表彰式で記念撮影する「長尾賞」受賞の西川哲史さん(最前列左)、大会会長のピーター・フランクルさん(最後列右)ら=18日、東京都内

 算数に秀でた小中学生が思考力を競う「算数オリンピック」に、過去の大会で活躍し31歳で早世した数学者・長尾健太郎さんの名を冠した「長尾賞」が創設されてから今年で10年。長尾さんの才覚を見いだした数学者ピーター・フランクルさん(71)は取材に対し「(長尾さんの解答は)誰よりも高い視点からの深い理解に基づいていた」と述懐した。

もっと読む
ツイート シェア シェア