<新型コロナ>文化系部活クラスターで女子生徒ら次々と…埼玉817人感染2人死亡 ワクチン済み43人も
2021/09/06/00:00
埼玉県などは5日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに817人の感染を確認したと発表した。1日の感染者としては11日連続で前週の同一曜日を下回り、前週の日曜日からは646人減った。感染者の内訳は県発表が505人、さいたま市155人、川口市91人、川越市24人、越谷市42人。累計感染者は10万6181人(チャーター便帰国者含む)、同死者は908人(5日午後7時現在)となった。
4日午後9時時点の重症者は152人、感染者の入院は1354人、ホテル療養643人、自宅療養7638人、退院・療養終了は9万2151人。
県によると、入院中だった90代女性と70代男性の2人が死亡した。いずれも基礎疾患があった。県管轄で詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女657人。クラスター(感染者集団)関係では県内の障害者施設で20代の男性入所者1人が感染し計63人に、県内の学校で文化系部活動に所属する10代の女子学生2人が感染し、計11人となった。
会食関係では未就学児~50代の男女6人の陽性が判明。ワクチン2回接種済みだった20~90代の男女43人の感染も明らかになった。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女155人。同居家族での感染が3世帯あり、計11人の陽性が明らかになった。
川口市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~80代の男女91人。職種別では28人が学生だった。
越谷市によると、新たな感染の判明は、10歳未満~70代の男女42人だった。
川越市によると、新たに感染が判明したのは、保育園児2人を含めた10歳未満~80代の男女計24人。このうち3組計7人が同居の家族で、14人は同居家族に陽性者がいた。