埼玉新聞

 

<新型コロナ>自宅療養・自宅待機の市民を支援、東松山市が開始 電話で申し込めば、自宅に配送

  • コロナウイルス感染症対策支援で、自宅療養や濃厚接触者として自宅待機している市民に届ける“自宅療養・待機セット”=3日午後、東松山市役所

 東松山市は3日から新型コロナウイル感染症対策で、自宅療養・自宅待機の市民を支援するため食料品などを自宅に届ける取り組みを始めた。

 緊急事態宣言が発令され、感染者も増加、医療機関も逼迫(ひっぱく)し、自宅療養者らが増加している。このため「当面の生活物資・食料品が不足している方に対し、県からの支援物資が届くまでの補完として、市の防災備蓄食料品などの支給をすることにした」という。

 対象は市在住者で、新型コロナウイル感染症陽性者で自宅療養をしている、同居家族らが陽性者で濃厚接触者として自宅待機している方。

 “自宅療養・待機セット”にはアルファ米(わかめ、田舎ご飯)15食、栄養補助食品1袋、クリームサンドビスケット5袋、ビスケット5袋、保存飲料水5本、ウエットティッシュ1個、ハンドジェル1本、不織布マスク1箱が入っている。

 利用希望者は平日、市に電話で申し込めば、自宅に配送される。なお午後2時までの申し込みは当日配送。実施期間は3日~12月28日までの予定で、状況により延長する。

 申し込み、問い合わせは、東松山市危機管理防災課(電話0493・21・1405)へ。

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