【ソウル共同】韓国の各メディアは21日、日本の全国高校野球選手権大会で韓国系民族学校が前身の京都国際高(京都市)が決勝に進出したことを受け、「夢の舞台で初の決勝進出の奇跡」(聯合ニュース)、「韓国語の校歌がまた鳴り響く」(朝鮮日報)などと一斉に快挙を伝えた。
いずれの報道も、韓国語の校歌に韓国が日本海の呼称として主張する「東海」が含まれ、全国中継されている点に注目している。
聯合は、同校校長が取材に「根性と粘りが強いチーム」と野球部を紹介し、「韓国で応援してくれる方々にも感謝する」と語ったと伝えた。