<新型コロナ>ワクチン接種済みの人含む5人死亡…埼玉779人感染、BBQ客も 学年・学級閉鎖が続く
埼玉県などは8日、新たに779人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4日連続で千人を下回った。県によると、50~80代の男女5人が死亡した。うち1人はワクチン接種を2回受けていた。新規感染者の内訳は県発表が534人、さいたま市138人、川口市60人、川越市23人、越谷市24人。
これまでに確認された感染者は10万8057人(チャーター便帰国者含む)、死者は920人(8日午後7時現在)。
7日午後9時時点の重症者は143人、感染者の入院は1331人、ホテル療養607人、自宅療養7451人。退院・療養終了は9万4759人。
県によると、変異株感染者は8月30日~9月5日の1週間で3772人。いずれもデルタ株に感染しているとみられ、ゲノム解析を進める。8月30日~9月5日の変異株PCR検査実施率は56・1%で、陽性率は93・0%(前週94・7%)だった。
前日午後分を含め、県管轄で8日に詳細が判明したのは未就学児~90代の男女460人。県内医療機関で入院中の50~70代女性3人が感染し計45人、県内児童福祉施設で職員や利用者4人が感染し計7人となった。会食では10~60代男女が感染し、うち1人はバーベキューに参加していた。感染ワクチン2回接種済みでは20~90代男女32人が感染した。南部地区の県立学校は児童生徒1人が感染し、10日まで学年閉鎖とする。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女138人。家庭内感染は32人。ワクチン2回接種済みは9人。10歳未満の女子児童は学童保育に通っており、感染者は児童6人となった。
川口市によると、新たに10歳未満の未就学児から70代までの男女60人の感染が確認された。
川越市によると、10~50代の男女23人の感染を確認。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女24人。市立学校関係者2人が感染し、8、9日に同校2学級を学級閉鎖すると発表した。