県などは11日、新型コロナウイルスに感染していた男女6人の死亡と、新たに780人の感染を確認したと発表した。感染者が千人を下回るのは7日連続。内訳は、県発表が567人、さいたま市101人、川口市60人、川越市11人、越谷市41人。

　これまでに確認された感染者は11万89人（チャーター便帰国者含む）、死者は941人（11日午後7時現在）。

　10日午後9時時点の重症者は138人、感染者の入院は1245人、ホテル療養621人、自宅療養6978人。退院・療養終了は9万7434人。

　県によると、50～90代の男女4人の死亡が確認され、このうち1人はワクチン接種を2回受けていた。県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～90代の男女535人。会食関連では4人が感染した。新規感染者のうち43人はワクチン2回接種済みだった。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～80代までの男女101人。園児が感染していた市内保育園で40代職員の陽性が分かり、通学先で陽性者がいた高校で新たに女子生徒の感染が判明した。

　川口市によると、入院中だった40代男性1人が死亡した。新たに感染が判明したのは、10歳未満～80代までの男女60人。

　川越市によると、10歳未満～50代の男女11人の感染が確認された。

　越谷市によると、入院中の70代女性1人が死亡した。新たに感染が判明したのは、10歳未満～70代までの男女41人。