【パリ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のスペンス広報部長は26日、パリ大会(28日開幕)に向けてメインプレスセンターで記者会見し、個人の中立選手(NPA)として出場予定だったロシア勢の2人が除外されたと発表した。大会組織委員会によると、フランス当局の判断で、警備上の理由という。NPAはロシア勢が88人に減り、ベラルーシ勢8人と合わせて96人となった。
IPCによると、35の国内パラリンピック委員会(NPC)で女子の出場選手数が過去最多となり、27のNPCで女子が男子の数を上回ったとしている。スペンス氏は「準備はとても順調に進んでいる」と自信を示した。