チョウ繁殖失敗は近親交配 遺伝的多様性減、小笠原
2024/08/27/14:46
国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されている小笠原諸島に固有のチョウ「オガサワラシジミ」の繁殖が途絶えたのは、近親交配を繰り返して遺伝的多様性が減少したためだとの研究結果を、兵庫県立大などのグループが27日までに発表した。近親交配が繁殖に悪影響を及ぼすことが実証され、他の絶滅危惧種の保護に役立つと期待される。