日本卓球協会は２７日、東京都内で関係者らを招いてパリ五輪の報告会を行った。女子団体で銀、シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな（日本生命）は「たくさんの方に支えられた。けがをした時は棄権の気持ちもあったが、コートに立ち続けようと思った」と涙ながらに感謝を述べた。

　２０２８年ロサンゼルス五輪に向けては「パリ五輪で人のために頑張るのが好きだと感じた。みなさんの期待に応えられるように頑張っていく」と語った。

　男子の張本智和（智和企画）は「悔しいが自分ができる最大の選択、最高のプレーができた。４年間、後悔なく努力をしていきたい」と力強く話した。