【パリ共同】28日のパリ・パラリンピック開会式で、ロシアの侵攻を受けるウクライナの選手団がコンコルド広場に入ると多くの観客が立ち上がり、ひときわ大きな拍手を送った。パレスチナから唯一参加する選手や、難民選手団も温かく迎えた。
ウクライナ選手団は国旗の色である青と黄色に緑を組み合わせたユニホーム姿で登場し、拍手に笑顔で応じた。軍服に近いデザインをユニホームに取り入れ、選手が平和のために戦っていることを示す狙いという。
旗手は車いすフェンシング女子のオレナ・フェドタイサイエワと、ローイング男子のロマン・ポリアンスキーが務めた。