<新型コロナ>ダメ!マスクはずしちゃ 接種後も感染対策継続を 埼玉・加須市、人気漫画家の作品でお願い
2021/09/19/00:00
加須市が、同市出身の漫画家で市観光大使、のりつけ雅春さんの漫画を使った新型コロナウイルス感染症対応の「感染予防対策ポスター」を作った。16日から医療機関や商業施設などに張り出している。
ポスターでは、加須医師会の福島祐一会長が「ダメ マスクはずしちゃ」「コロナワクチンを接種しても…マスク着用!!」と訴える。赤地に白抜きで「ワクチン打ってもつづけよう!感染予防対策!!」とうたっている。
ポスターを作った市健康医療推進課主査の堀口雅人さん(37)は「ポスターでのりつけさんの作品を起用するのは3年連続。小学館の週刊ビックコミックスピリッツで連載中の『結婚アフロ田中』から引用した。本人と小学館に快諾してもらった」と話す。
ポスターでは、ワクチン接種後もマスク着用で、感染予防対策の継続をお願いしている。堀口さんは「ワクチンを打っているからと言って、マスクを着けない現象が起きているが、ワクチンはあくまでも重症化予防。感染しないということではない」とも。
のりつけさんのアフロ田中シリーズは、若者に人気が高いことから、特に若い世代をターゲットにしたポスターにしているという。
ポスターは、医療機関や商業施設、公共施設、駅などに掲示していく。市のホームページや会員制交流サイト(SNS)などでも周知を図ることにしている。
問い合わせは、市健康医療推進課(電話0480・53・5020)へ。