埼玉新聞

 

<高校野球>16強出そろう 上尾は逆転サヨナラ勝ち、川越工は接戦制す 狭山清陵、西武台なども進出

  • 川越工―国際学院 2安打1失点で完投した川越工のエース松村

 (21日・県営大宮ほか)

 4球場で2回戦の残り8試合が行われ、ベスト16が出そろった。

 川越工は国際学院を3―1で下し、早大本庄は13―2で宮代に八回コールド勝ちした。上尾は立教新座に延長十回の末、6―5で逆転サヨナラ勝ちした。このほかに狭山清陵、本庄東、聖望学園、浦和麗明、西武台が勝ち進んだ。

 23日は県営大宮など4球場で3回戦8試合が実施され、ベスト8が決定する。

■投球も心も成長/川越工・エース松村

 川越工のエース松村が、2安打1失点の完投で国際学院を抑えた。新チームから指揮を執る同校OBの荒木監督は「夏から投球も心も成長して落ち着いていた」とたたえた。

 最速130キロの直球とスライダーでコースを丁寧に突く。失点した六回以外、無安打無失点の完璧な投球に「守備が頑張ってくれたから」と謙虚な一面を見せた。

 次は、強豪の花咲徳栄との一戦。背番号1は「弱気では駄目だから強気で勝ちにいく」と気合十分だ。

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