埼玉新聞

 

【速報】埼玉 青空広がるも、昼過ぎから大気が非常に不安定に 再び大雨注意報と雷注意報 日中は熱中症警戒 予報最高気温は熊谷市35度、さいたま市34度

  • 久しぶりに朝から晴れ渡った埼玉県=2日午前7時頃、さいたま市

    久しぶりに朝から晴れ渡った埼玉県=2日午前7時頃、さいたま市

  • 久しぶりに朝から晴れ渡った埼玉県=2日午前7時頃、さいたま市

 熊谷地方気象台は2日午前4時14分、埼玉県南部、北部に大雨注意報を、県全域に雷注意報を発表した。

 南部、北部では、2日夕方まで土砂災害に注意を、県全域で2日昼過ぎから竜巻などの激しい突風や落雷に注意するよう呼びかけている。

 台風10号から変わった熱帯低気圧は北陸方面に移動したが、前線が日本海から北日本を通って日本の東へのび、3日にかけて本州付近を南下する見込み。

 この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、埼玉県では2日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の非常に不安定な状態となるという。

 また、これまでの記録的な大雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがある。埼玉県では、3日も暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続き、大雨となる所がある見込み。

 一方、埼玉は2日朝から晴れ渡り、気象庁は午前5時、埼玉県に熱中症警戒アラートを発表した。気温が著しく高くなることにより熱中症による健康被害が生ずるおそれがあるとし、エアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとるよう促している。

 2日の予想最高気温は、熊谷市35度、さいたま市34度、秩父市34度。

=埼玉新聞WEB版=

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