交流サイト(SNS)上で著名人などをかたって投資に勧誘する「SNS型投資詐欺」の1~7月の被害額が約580億4千万円に上ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。前年同期比で約489億3千万円増。認知件数は4099件となり、3294件多い。
月別被害では今年4月の被害額の約115億1千万円、認知件数808件がピーク。被害額は4月から3カ月連続で減少した。被害は高水準で、警察庁が注意を呼びかけている。
犯人側がかたった職業は「投資家」が最多。「その他著名人」や「会社員」、「芸術・芸能関係」も目立つ。