埼玉新聞

 

<新型コロナ>テークアウト商品増やし、感染予防に配慮 埼玉・久喜市商工会、地元店支援のパスポート発行

  • 久喜市商工会が発行したプラチナパスポート

 新型コロナウイルスの感染予防に配慮しつつ、地元飲食店を支援しようと、久喜市商工会は掲載店舗で割引が受けられる「プラチナパスポート第10弾」(税込み700円)を発行した。

 A5サイズより少し小さめの冊子でフルカラー100ページ。掲載店舗は76店で、ランチやスイーツ、特産品などを紹介している。掲載店舗には、感染予防を徹底。小売店に加え、テークアウトや宅配商品の掲載を増やした。

 同商工会・支所、市内書店、掲載店舗でパスポートを購入。店舗に持参し、掲載されているサービスを提示すると、通常700円以上のグルメ・商品が550円に、1400円以上のものが1100円に割引される。1店舗の利用は3回まで。利用期間は11月末まで。

 前回までパスポートを多く利用した対象者に商品券を贈呈していたが今回は中止に。コロナ感染予防に向け、積極的に来店回数を増やすキャンペーンは控えた。同商工会は「感染予防と飲食店支援のバランスが難しい」と話している。

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