埼玉新聞

 

モラルハラスメントする夫から被害…離婚相談受ける弁護士が講演 DV防止セミナー、オンラインで開催

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 さいたま市男女共同参画推進センターは11月1~30日、大貫憲介弁護士(第二東京弁護士会)を講師に招き、DV防止セミナー「モラ夫バスター・現場からの報告」をオンラインで開催する。

 大貫弁護士は、モラルハラスメントの夫を「モラ夫」と定義し、被害を受けている妻らの離婚相談などを受け、短文投稿サイト「ツイッター」で、「モラ夫バスターな日々」を投稿している。暴力の現状、被害者の生きづらさ、子どもへの影響、被害者の救済と防止への取り組み内容などを講演する。

 内閣府の「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12~25日)に合わせて開催。同センターは毎年、同時期に講演会を実施しているが、男性専門家の講演は初めてという。女性への暴力の根底には家父長制や性差別が要因として挙げられ、相手を支配するために暴力が振るわれるという視点の内容も含まれる。

 動画投稿サイト「YouTube」で配信、無料。10月5~11月19日に、市ホームページの申し込みフォームから申し込む。

 問い合わせは、同センター(電話048・642・8107)へ。

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