埼玉新聞

 

埼玉県でバイパス一部開通 久喜騎西線1・9キロ完成 残り1・3キロで全線 東西ネットワーク強化 ビバモールなど大型商業施設へもアクセス向上

  • 久喜騎西線バイパスの上空からの写真。写真中央を上下に貫く道路がバイパスの開通区間(7月撮影、県提供)

    久喜騎西線バイパスの上空からの写真。写真中央を上下に貫く道路がバイパスの開通区間(7月撮影、県提供)

  • 県道久喜騎西線バイパスの一部約1・9キロが完成。供用が始まった=8月28日午後3時、加須市下高柳の下高柳東交差点付近

    県道久喜騎西線バイパスの一部約1・9キロが完成。供用が始まった=8月28日午後3時、加須市下高柳の下高柳東交差点付近

  • 久喜騎西線バイパスの上空からの写真。写真中央を上下に貫く道路がバイパスの開通区間(7月撮影、県提供)
  • 県道久喜騎西線バイパスの一部約1・9キロが完成。供用が始まった=8月28日午後3時、加須市下高柳の下高柳東交差点付近

 埼玉県が整備を進めている県道久喜騎西線バイパス(BP)のうち、加須市水深交差点から下高柳東交差点までの間の約1・9キロの区間が完成し、8月28日から供用が始まった。

 県行田県土整備事務所によると、久喜騎西線バイパスの計画は加須市水深地内から馬内地内間の約5・2キロで、今回はその一部。これまでに完成した区間と合わせ、約3・9キロのバイパスになり、残りは約1・3キロになった。

 今回の約1・9キロのバイパスの幅員は18メートル。2車線で、両側に各4・5メートルの自転車歩行者道が付いている。総事業費は約16億円。

 開通により、市内の東西道路のネットワークが強化された。近隣の埼玉県済生会加須病院やビバモール加須など大型商業施設へのアクセスの向上、周辺地域の混雑解消、交通事故の抑制、地域の利便性向上、経済の活性化などが期待されている。

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