天皇陛下、皇居の田んぼで稲刈り 農業奨励の恒例行事 2024/09/04/17:25 稲を収穫される天皇陛下=4日午後、皇居(宮内庁提供) 天皇陛下は4日、皇居内の生物学研究所の脇にある田んぼで稲刈りをされた。農業奨励のための恒例行事で、黒い長靴を履いた陛下はしゃがみ込み、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチ計20株を鎌で軽快に刈り取った。 陛下は4月に種もみをまき、5月に田植えをした。宮内庁によると、稲は順調に生育し、平年並みの作柄という。 収穫したコメは、皇室の神事に使われる。皇居での稲作は昭和天皇が始めた行事で、陛下は上皇さまから引き継いだ。 ツイート シェア シェア 社会の記事一覧 埼玉新聞のHOMEに戻る