薬「虹波」、東京や香川でも投与 ハンセン病療養所で300人超
2024/09/04/20:00
戦中戦後に国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(熊本県)で開発中の薬「虹波」を患者に投与していた問題に関連し、同じハンセン病療養施設の多磨全生園(東京都)と大島青松園(香川県)でも当時、計355人に虹波を投与していたことが4日、国立ハンセン病資料館(東京都)への取材で分かった。治療のため投与し、副作用が出たことなどが記載された資料が残っていた。