【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比38・04ドル高の4万0974・97ドルで取引を終えた。米景気減速への懸念と、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待を背景に売り買いが交錯し、方向感に乏しい展開となった。
朝方は、前日の大幅下落で値ごろ感の出た銘柄を中心に買い注文が目立った。ただ雇用悪化に伴う米経済の先行きへの警戒感もあり、売り優勢となる場面もあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、52・00ポイント安の1万7084・30だった。