<高校野球>浦和学院が優勝、花咲徳栄に10―2 就任した森大監督、初大会で埼玉の頂点「選手のおかげ」
2021/09/29/00:00
秋季県高校野球大会最終日は28日、県営大宮球場で決勝を行い、今夏の全国高校野球選手権大会に出場した浦和学院が2年ぶりの優勝を狙った花咲徳栄を10―2で下し、5年ぶり16度目の栄冠を獲得するとともに、今春からの県大会3季連続制覇を果たした。
浦和学院は、三回1死一塁から大内の中前打と敵失で先制。続く金田の右前打で追加点を奪うなど、この回に計3点。7―1の八回には、1死からの4連打と渡辺の右犠飛で3点を加えて突き放した。守っては金田、芳野、浅田と継投し、2失点で逃げ切り。花咲徳栄は3併殺と3失策で攻守に流れを失い、六、九回に1点ずつを返すのが精いっぱいだった。
全国選手権後の新チーム発足と同時に就任した同校OBの森大監督(30)は、初めて挑んだ大会で県の頂点に立ち、「選手たちがひた向きに頑張ってくれたおかげ」と感謝した。
浦和学院と花咲徳栄は、来春の選抜大会出場の選考材料となる秋季関東大会(10月30、31日、11月2、6、7日・茨城)に出場する。