国税庁は6日、東京国税局がインターネット公売に出品したイタリアの高級自動車「フェラーリ」が、約9430万円で落札されたと発表した。国税のオークション形式のネット公売で、不動産以外としては過去最高額。出品時の最低入札価格は5680万円で、同様に最高額として話題になっていた。
これまでの最高落札額は、2012年度に出品された12・07カラットのダイヤモンドで、9315万円だった。
今回のフェラーリは「488 Pista Spider」というモデルで、走行距離は1073キロだった。入札は2~4日の期間で実施され、137件の入札があった。