埼玉県などは30日、新型コロナウイルスに感染していた70代男性1人が死亡、新たに94人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が59人、さいたま市14人、川口市14人、川越市1人、越谷市6人。

　これまでに確認された感染者は11万4668人（チャーター便帰国者含む）、死者は1004人（30日午後6時現在）。

　30日夜時点の重症者は49人、感染者の入院は452人、宿泊療養241人、自宅療養904人。退院・療養終了は11万1864人。

　県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～70代の男女61人。県内の小中高校で10代の児童生徒2人が感染し、計4人になった。会食では20代男性1人が感染したとみられる。ワクチンを2回接種済みでは20～70代の男女11人が感染した。また、29日に発表した死者1人を、16日発表分と重複していたとして取り下げた。

　さいたま市によると、市内医療機関に入院していた70代男性が8月27日に死亡した。医療機関からの届け出が9月30日だったという。糖尿病の基礎疾患があり、ワクチンは未接種だった。市内の死者は151人。感染が判明したのは10歳未満～50代の男女14人。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～50代の男女14人。重症者はいない。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満の男児1人。未就学児で、家族に陽性者がいた。

　越谷市によると、感染が判明したのは20～40代の男女6人。