埼玉新聞

 

巨大地震、備え継続必要と気象庁 想定震源域で変化は観測されず

  •  気象庁で開かれた南海トラフ地震評価検討会=6日午後

     気象庁で開かれた南海トラフ地震評価検討会=6日午後

  •  気象庁で開かれた南海トラフ地震評価検討会=6日午後

 気象庁は6日、地震学者でつくる南海トラフ地震評価検討会の定例会を開き「想定震源域で特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていない」とする分析結果を公表した。日向灘を震源に宮崎県で震度6弱を観測した地震を踏まえ、気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発表してから8日で1カ月となる。検討会の平田直会長は記者会見で「前触れなく巨大地震が起きる可能性はある」として、備えを続けるよう呼びかけた。

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