政府、与党は、27日の自民党総裁選後に岸田文雄首相の後継を選出する臨時国会について、10月1日召集を軸とする方向で調整に入った。召集日に新首相が指名される見通しだ。新首相がすぐに衆院解散に踏み切れば、衆院選は最短で10月27日投開票が可能になる。日程に余裕を持たせた11月10日投開票も有力視されている。複数の関係者が6日、明らかにした。
召集日は今月下旬に岸田内閣が閣議決定する見込み。自民内では派閥裏金事件の影響を抑えるため、総裁選で勢いをつけた新首相が速やかに衆院解散するプランに期待する声が高まっている。