埼玉新聞

 

登記所地図の整備本格化、法務省 災害時の境界特定に有用

  •  「登記所備え付け地図」のサンプル(法務省提供)

     「登記所備え付け地図」のサンプル(法務省提供)

  •  「登記所備え付け地図」のサンプル(法務省提供)

 全国の法務局に保管され、土地の境界を正確に記した「登記所備え付け地図」について、法務省が来年度から10年計画で本格整備に乗り出すことが7日、分かった。権利関係の早期特定につながり、災害時のスムーズな復興にも有用とされるが、都市部を中心に整備が進んでいなかった。法務省は南海トラフ巨大地震や首都直下型地震に備え、全国の自治体から優先度などを聞き取り、月内にも計画案を策定する。

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