埼玉新聞

 

J1浦和に復帰のスコルジャ監督 埼玉スタジアムで会見「失点数を減らし、攻撃発展させたい」

  • 浦和の監督に再び就任したスコルジャ監督(右)と堀之内聖スポーツダイレクター

    浦和の監督に再び就任したスコルジャ監督(右)と堀之内聖スポーツダイレクター

  • 浦和の監督に再び就任したスコルジャ監督(右)と堀之内聖スポーツダイレクター

 浦和は7日、埼玉スタジアムでマチェイ・スコルジャ新監督とMF原口元気(熊谷市出身)の加入会見を行った。スコルジャ監督は6日に来日し、7日のトレーニングから指揮。8カ月半ぶりに浦和に復帰したスコルジャ監督が意気込みなどを語った。

―浦和で仕事をすると決めた理由。

 「昨年、私は浦和と特別な形でつながった。私の中では戻るなら浦和だと思っていたが、このタイミングで戻るとは予想していなかった。浦和から何週間か前に連絡があった時は、浦和に戻りたいという気持ちになった」

―今季の浦和の印象。

 「現時点で1年前とは違ったチームだと言える。より攻撃的なチームになった。マティアス(ヘグモ)が残していった哲学も取り入れながら行っていきたい。これから私が行う作業は攻と守のバランスを取り、失点数を減らしていきたい」

―監督が思う進化した姿とは。

 「去年のチームからの続きでいうと攻撃を発展させないといけない。昨シーズンは強固な守備を発揮していた。今シーズンの初めに多くの興味深い選手を獲得している」

―半分の選手が入れ替わって、力のある選手が抜けている。

 「現時点で行いたいことは選手たちに自信を取り戻させ、チームスピリットを持って強く戦い続けること。戦術、フィジカルなどあるが、メンタル面へのアプローチが重要だと思う。最初のステップはこれからの4試合」

―今現在の浦和の置かれている状況をどう捉えるか。

 「浦和の野心を考えれば、現在の順位は十分ではない。順位表でもポジションを上げていくことはやっていかないといけない」

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